厳島弁財天社
(魚の棚弁天さま)
商店街では弁天会館あたりから南へ続く通路を「魚の棚べんてん通り」と名付け、柱を朱塗りにしたりアーケード上部に鳥居を掲げて魚の棚弁天さまの存在感を表しています。
商店街の本通り沿い「たこ磯」と「魚利」の間に小さな石畳の通路があるのをご存知でしょうか。
通路の奥へ入って行くと「厳島辨財天社」があります。弁天さんと言えば知恵、財福、戦勝、子孫繁栄のほか、音楽、技芸、弁舌など芸能の神として知られています。商売繁盛を願って商店街の一角に祀られたものと伝えられていますが、空襲等で資料が失われ、いつからここにあるのかは不明です。現在の社殿と、和室などを備えた弁天会館は昭和30年に建てられたもので、かつては貸し教室として頻繁に利用されたり、時には結婚式の会場にもなったそうです。
厳島弁財天社(魚の棚弁天さま)のお参りは自由にしていただけますので、ぜひ、お参りください。
●東西の通り沿いにある弁財天社の入り口。見かけたらぜひお参りを!願いごとがかなうかも‥‥ 1回50円のおみくじあり。箱にお金を入れて、引いた番号の紙を引き出しから自分で取ってくださいね。
●通路奥、弁財天が祀られているほこら
大正から昭和初期にかけて商店街に敷かれていた、古い石畳が残る数少ない場所です。